2008年2月度セミナーseminar
○ 安全・安心のための最重要課題
昨今、食品事故や事件が立て続けに起こっていますが、安全な製品を実現するために現在最も重要な課題の一つとして、大多数のメーカーが「従業員教育」を挙げています。つまり、現場の5Sや品質(衛生)に対する意識や習慣が、安全を確保するための最終的な決め手となると考えられているのです。
○ セミナー受講者から大変なご好評をいただきました
弊社では、2007年2月、11月に大阪・広島で行った「従業員教育セミナー」を主催しました。そこで多数の企業様より衛生教育のご担当者様に受講いただき、大変なご好評を頂戴いたしました。
○ 衛生教育に特化した実例報告と分析
本セミナーでは、業界で行われている衛生教育の概要を分析するとともに、成果を挙げる条件を考察します。そのために、実際に行われている様々な教育手法と、それが選択された背景とをご紹介し、行き詰ったことを改善するためのプロセスが具体的に想像できる内容となっています。
この機会に是非ご参加いただき、貴社で実践される従業員教育の今後のヒントとして、ご活用いただきたいと存じます。
開催日:2008年2月21日(木)
会場:東京
受講者の声
セミナー後にお客様からいただきましたご意見・ご感想の一部を紹介いたします。
- 具体例に基づく説明が多く分かりやすかった。
- 最近問題となっている論意で勉強になった。
- 報道されている事実と内情のギャップに驚いた。
- 5Sの指針にて進む方向が分かってきた。
- 自分自身での捉え方だけでなく専門的な見解が聞けたのでよかった。
- 消費者意識の現状など、また他メーカーの不祥事事例から学べることがありました。
- 衛生教育の重要性が良く分かった。
- 実際のアンケートに基づいており説得力があった。
- 教育の評価方法、パトロールのやり方でアイデアをもらえた気がする。
講演内容
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■講演1■ 食品企業の不祥事と消費者意識
昨今の食品企業による不祥事を詳しく検証し、その本質を考察することで、企業に不足してはならないものが何か、今、本当に求められているものは何かを解説することで、その中における衛生教育の在り方を定義付けていただきました。
■講師■
㈱コープ品質管理研究所 角野 久史 -
■講演2■ 「躾」を中心とした7Sへの取り組み
衛生管理の基本である7Sの中でも、特に大切な「躾」を中心に、7Sに対してどのように取り組むべきかを、消費者とメーカー両方の立場から多数の事例を交えて、具体的に解説していただきました。
■講師■
㈱コープ品質管理研究所 角野 久史 -
■講演3■ 衛生教育を効果的にするための5つの指針
2007年8月に実施した各企業様に対するアンケート調査を基に、各食品・医薬品製造工場において、衛生教育に対して取り組まれている現状と傾向、衛生教育を実施するために知っておかなければならない5つの指針について解説をいたしました。
■講師■
東洋産業株式会社 羽原 政明 -
■講演4■ 各企業で行われた教育テクニック紹介と解説
各企業で実際に行われている多数の教育テクニック事例を紹介し、5つの指針に基づいて、それらの手法の目的、位置づけを明確に解説しました。そのことにより、衛生教育が行き詰ったときに、何が不足していて、何に取り組めばよいのかを具体的に提案しました。
■講師■
東洋産業株式会社 高橋 宏英