2023年11月度セミナー
seminarセミナー概要
セミナーテーマ | 他社事例に学ぶ防虫対策 ~低コストでも効果的な対策、高コストでも納得できる対策~ |
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開催日 | 2023年11月14日(火)/2023年11月17日(金)/2023年11月21日(火) |
会場 | 広島、高松、大阪 |
演題・講師 |
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概要 |
食品、製薬、容器包装等の製造環境では、防虫を目的とした改善や予防対策が取られる際に、どの対策を選択するかということに課題をもつ企業も多いものです。
いざ対策が必要な場面で、「低コストでできる対策は何か」、逆に「コストがかかっても必要な対策は何か」を知っておきたいといった声にお応えするため、他社ではどのような選択を行っているか、その結果どのような効果を得ることが出来たかという事例を交え、それぞれの専門家により、有用であると考えられる防虫対策・理論をお伝えする機会を作りました。 |
受講されたお客様の声
- 様々な低コストダウンがあるのを知り、さっそく自社でも取り入れたいと思いました。
- 自分では思いつかないような方法で対策を行っており、とても興味深かった。
- 低コストでできそうなことや、当社が課題としてあがっていた内容についての解決策、活かせそうなことがあり、大変参考になった。
- 3つとも明日から取り組める内容で非常に参考になりました。
- 初めて防虫セミナーを受講したが、大変ためになる例が多い。また来たい、学びたいと思った。
講演内容
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■講演1■ 防虫概論 コストをかけるべきか判断に困ったときの考え方
製造工場や物流施設で防虫上の問題が起こった場合に、どのような対策を講じるべきか、労力やコストに見合った効果が期待できるのかなどの判断に困る場合がよくあります。
そのような場合には、その問題に対して「出来るだけ大きな予算を計上しなくても効果が出せる対策」、「予算計上してでもやった方が良い効果の高い(または効果が永続する)対策」がイメージできれば、根拠を持った会社判断を素早く行うことが可能です。
本講演では、問題を起こす虫の種類ごとに、低コストでも有効な対策」や「高コストだが必要な対策」の選択肢を例示し、効果も意識してどう選ぶのが良いのかを、専門家としての知見を交えて解説しました。■講師■
東洋産業株式会社 三藤 文章 -
■講演2■ 六甲バター株式会社の防虫対策 ~新旧工場での防虫対策の違いとは~
食品工場において、虫やネズミの侵入は大きな品質トラブルを引き起こす要因となります。近年SNSの普及により虫やネズミが関わる品質トラブルは大きく取り沙汰され、情報の拡散や風評被害により会社の信頼を失うケースが増えています。そうならないためには日々の管理が必要ですが、設備の老朽化などハード面での問題については改善が難しいケースもあります。
六甲バター株式会社は4年前に全く新しい場所に新工場を建設しました。それまでに約50年間使用してきた旧工場での経験や対策と、新工場での防虫対策を合わせてご紹介いたしました。■講師■
六甲バター株式会社 原田 達也氏 -
■講演3■ 実例解説 低コストで実現した対策、コストをかけても納得できた対策
工場規模や築年数の違いなど条件が異なっていても、他社で実際に発生した事例と効果を上げた対策を知ることは、自社においても防虫対策を決定する際に役立つものです。
本講演では、実際に他社であった事例の中から、低コストで実現した対策、コストをかけても納得できた対策事例をいくつか紹介し、なぜ他社ではその対策を採用するに至ったのか、途中のプロセスやその後の効果について深掘りすることで、自社で起こる問題に置き換え、未然防止や効果的な対策の選択に役立つ解説をおこないました。■講師■
東洋産業株式会社 水元 誠 -
■会場展示■ 特別パネル展 事例コンテスト
セミナー会場内で特別展として、弊社社員が経験した多数の他社事例をパネルにまとめ、展示しました。
会場にお越しの皆様に多数の他社事例をご覧いただくことで、自社が抱える問題のヒントになったとの声を多くいただき、大多数の方に満足いただくことが出来ました。