防虫管理サポートシステムPest-control support system
防虫管理サポートシステムとは?
昨今では、製薬・食品工場をはじめとした製造工場にとって製品の安心を脅かす大敵である虫の防除管理は必須であるといえます。本支援は専門的な知識が必要となる虫などの有害生物を科学的に分析し、清潔な環境の維持管理と異物混入の予防を行っていくシステムです。
弊社では1970年代よりIPM※手法を採用し、様々な現場での経験から防虫サポートシステムを構築し、実践しております。
※IPMとは…『あらゆる適切な防除手段を相互に矛盾しない形で使用し、経済的被害を生じるレベル以下に害虫個体群を減少させ、そのレベルを維持させる防除管理システム』の総称です。
システムの特徴
的確性と効率性
管理基準値を細分化することで異常個所の絞り込みを的確に行い、原因確認調査を行うことで、緊急性と具体性を踏まえた対策提案・実施を行います。
スピード
トラップ解析は即座に実施し、データ化することで異変の兆候を発見し、原因確認調査から緊急対策までを即日に対応することで有害生物の問題が拡大する前に予防します。
組織的な管理
弊社では報告・協議会を通じて各部門(製造・品質・工務・専門業者など)間の情報を共有し、組織的かつ客観的な対策の実施をサポートいたします。
豊富な対策
対策の立案に伴い、教育支援、設備、洗浄・殺菌処理、基礎研究などによる検証活動、体制作りなど幅広い対策を一貫してサポートいたします。
主な調査方法
種類 | 説明 |
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粘着トラップ | 粘着剤を塗布したシートを、床面を中心に配置し、接近した虫を捕獲するもので、飛翔性および徘徊性の昆虫を問わず捕獲され、その数と種類を調べます。 |
ライトトラップ | 虫が好む近紫外線を発するライトを用いて、誘引・捕獲し、その数と種類を調べます。 |
フェロモントラップ | 除放性フェロモンを用いて、特定の害虫を捕獲・誘引し、その数を調べます。 |
お問い合わせについて
上記サービスに関してお見積りのご依頼・ご相談等は、お問い合わせフォームをご利用ください。